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会話で使えるフィラーの使い方

会話が途切れる瞬間は、英語力より「考えている時間の見せ方」で気まずくなりがちです。フィラーは沈黙をゼロにするためではなく、言葉を整える間を自然に作るための小さな道具です。使う場面と量を決めると、会話の印象が安定します。

フィラーは間を作り会話を滑らかにする道具

フィラーは、次に言う内容を組み立てる数秒を確保するための言葉です。無言のまま固まると相手は「終わったのかな」と感じやすいので、短いフィラーを挟むだけで会話が続いている合図になります。ポイントは、フィラーの後に必ず本題が出てくる流れを作ることです。考える間を作ってから結論を言う癖がつくと、早口でごまかす必要も減っていきます。

使い過ぎると弱く聞こえるので量が重要

フィラーは便利ですが、多すぎると自信がない印象になりやすいです。目安としては、一文ごとに入れるのではなく「詰まりそうな箇所だけ」に限定します。言い出しで一回、途中で一回くらいなら自然に聞こえやすいです。口癖が出る人は、フィラーを減らすより先に「短い文で言い切る」方針に変えると落ち着きます。長い一文を作ろうとすると、途中でフィラーが増えやすいからです。

場面別に使い分けると自然になる

フィラーは全部同じにすると不自然になりやすいので、役割で分けると使いやすくなります。考える時間が欲しいとき、言い直したいとき、やんわり反対したいときで、合う言い方が変わります。言葉を増やしすぎると迷うので、場面ごとに二つずつくらい決めておくと実戦で出しやすくなります。自分の声のトーンも一緒に決めると、会話の温度が安定します。

考える時間を作るフィラーを覚える

質問を受けてすぐ答えられない場面はよくあります。そんなときは、考えている最中だと相手に伝わる言い方が助けになります。短く言って止めるのがコツです。伸ばしすぎると逆に不自然になります。

この後に結論を一文で言い、理由を一つ添える流れにすると、フィラーが会話の支えになります。

言い換えにつなぐフィラーを持つ

単語が出ないときに黙ると会話が止まります。言い換えに入る前の合図を持っておくと、焦らずに言葉を探せます。たとえば “How can I say this” のように、言葉を探していることを明示する言い方です。加えて “I mean” を短く挟むと、言い直しが自然に聞こえます。言い換えは難しい語を探すより、簡単な語で説明する方向に寄せると通じやすくなります。

フィラーは録音で癖を直せる

フィラーは自分では気づきにくい癖です。話している最中は内容に集中しているので、同じ言い方を繰り返しても意識に上がりません。録音して聞くと「ここで毎回止まっている」「この言葉が多い」がすぐ分かります。修正は一気にやらず、直す対象を一つに絞る方が続きます。フィラーを消すのではなく、必要な場所だけ残す考え方にすると自然さが保てます。

自分の頻度を数えて減らす

一分だけ話して録音し、フィラーの回数を数えます。最初は多くても気にしなくて大丈夫です。次に「一分で何回まで」と上限を決めます。たとえば10回なら次は7回、次は5回のように少しずつ下げます。減らすときは、フィラーを削る代わりに「短い沈黙」を入れても構いません。沈黙があっても、話の筋が通っていれば会話は成立します。最後に、減らしたいフィラーの代わりに、一つだけ別のフィラーを置くと整えやすいです。

まとめ

フィラーは、考える時間を作って会話を止めないための小さな助けになります。使い過ぎると弱く聞こえやすいので、場面ごとに言い方を決め、必要な箇所だけ入れるのがコツです。録音で頻度を数えると癖が見え、少しずつ減らせます。家で練習した内容を会話の場で試したいなら、英会話スクールで講師とロールプレイをしながら話し方の癖を直していく選択肢もあります。